脂質量で選ぶお肉の種類
右側の数字は、肉3野菜3お米1の手作りご飯を水分量10%として計算し、ドックフードの脂質量と比較できるようにしています。
療法食で使用される低脂質フードは5%以上なので、馬肉で手作りご飯をした場合と同じ程度の脂質量となります。
超低脂質の場合は脂質1%のささみを使いますが、
動物性脂肪は大事な栄養素なので、特別なことがない限り毎日ささみにすると、体は弱っていくと考えられます。
元気で体調の良いときは、牛ひれ肉や鶏ひき肉など使って脂質を少しでも摂取できるようにしましょう。
しっかり体重もあって栄養状態もよい場合は、しっかり脂質のある食事をお勧めします。
高級ドックフードの脂質量は20%を超えないくらいに設定されていますが、このくらいのフードが食べれていると、毛並みも良く若々しくなっていきます。
逆に、まだ若いのにシニア用の低脂質フードに変えて食べさせていると、見た目がシニアになっていくことを経験します。
消化吸収に問題があれば、涙焼けが増えたり、足先を舐めが増えたりするので、その場合は、脂質を少し減らすなどの調整をしましょう。
普段使いすると脂質が多すぎて胃もたれするかもしれませんが、一週間のうちに一度くらいは使ってもいい上級者お肉だと思います。
ステーキ大好きおじいちゃんが元気なように、人と同様に考えると、わかりやすいかもしれません。