正常な粘膜組織は、未消化物や悪玉菌を入れずに消化が済んだ栄養素だけを吸収します。
しかし
ヒトの栄養療法において、
腸粘膜バリアが弱いと、未消化物や悪玉菌が腸から侵入し、腸の炎症、アレルギー、うつ、自己免疫疾患など様々な全身症状を引き起こすと言われています。
このような症候群をリーキーガット症候群と呼び、
犬猫においても、涙焼け、外耳炎、肢先をなめる、下痢をしやすい、など軽度の症状もあれば、アレルギー、炎症性腸疾患(IBD)、自己免疫疾患などリーキーガット症候群と関連していると考えています。
筆者が考える犬猫のリーキーガットと関連する一般症状や医学的病態
軽症(繰り返す)
胃腸症状
足先舐め
外耳炎
涙焼け
膀胱炎
口内炎
猫の副鼻腔炎
早めの老化
中等症
アトピー
食物アレルギー/食物不耐
重症
炎症性腸疾患(IBD)
自己免疫疾患
リーキーガット症候群の対処法
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