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IBD(炎症性腸疾患)の発症や悪化要因

 

犬のIBDの発症や悪化要因について、科学的に証明できるものはありません。

 

なので私の考え方によるものですが、発症悪化原因を紹介させてもらいます。

①化学物質

 

 

スポット剤タイプのノミダニ予防薬は石油類を使い、皮膚から吸収させ全身に薬剤を染み渡らせます。

 

このような化学物質は体からの排泄が困難となります。

 

排泄するとしたら、胆嚢から腸経由で便として排泄しようとする。

 

けれども、腸リンパ管から再度吸収され、体を循環します。

 

その間、胆嚢やリンパ管を痛めてIBD発症原因や悪化要因のひとつとなるでしょう。

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②特定の悪玉菌や寄生虫、ウイルス

 

 

下痢を繰り返す子の中には、寄生虫やウイルスが悪化要因となっている場合もあります。

 

もし、抗生剤や抗寄生虫薬でいくらか反応すれば、状況をコントロールする一助となります。

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③リーキーガット症候群

 

 

食物に対して免疫が覚えて、免疫反応を起こしてしまうことを食物アレルギーと言います。

 

腸粘膜が弱い状態だと、未消化物や悪玉菌が腸粘膜の隙間を通り、血流にのって免疫が反応してしまう。

 

これが、犬の食物アレルギーとなる原因で、このような状態がリーキーガット症候群だと考えています。

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まずは状況整理から

 

 

スポット剤を使っていたかどうかは、飼主が把握しています。

 

アレルギー検査やPCR検査をしていれば、リーキーガット症候群の度合いや感染状況がわかります。